【防災】地震発生から避難までの身を守るためのすべき行動まとめ ~外出編~
地震が起きたらどう行動すればよいのか?
なんとなくこうすればよいのだろう、というものはあるかと思います。
『なんとなく』にはしておかないできちんと対策を知り、いざというときに備えましょう!
今回は外出先など自宅以外での避難方法をまとめてました^^
自宅での避難方法はこちらの記事をご覧ください。
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目次
地震発生時、街にいた場合
街といっても多くの場所があるのでビル街、スーパーやデパートなどの店内、地下街に分けてまとめました。
ビルや建物の近くにいた場合
ビルは窓ガラスが多く、地震によって窓ガラスが割れたりして落下、飛散する場合があります。また、看板なども落ちてくる可能性があります。頭をカバンなどで覆ってビルから離れましょう。
ビルの中にいた場合はガラスが割れて飛散する場合があります。窓側から離れ、落下物があるかもしれないので頭をバッグなどで覆い避難しましょう。また、エレベーターは途中で止まって出れなくなる恐れがありますので、エレベーターは使わずに階段で避難しましょう。
仕事場では日頃から非常口を確認しておきましょう。
女性は仕事場でヒールをはいていることが多いかと思います。仕事場が高層階にある場合は、ロッカーやデスクの近くなどにスニーカーなどを用意しておくと避難するときに安全です。
スーパーやデパート、コンビニなどにいた場合
商品の陳列棚から離れ、カバンなどで頭を覆って安全そうな広い場所へ避難しましょう。瓶などが割れていたり、液体がこぼれて地面が濡れているかもしれません。転ばないように気を付けましょう。揺れが収まるまでは、大きい柱や上に電気がないような壁側などで身を寄せるとよいでしょう。
出入り口は人が殺到しているかもしれません。慌てずに係員の指示を仰いで避難しましょう。避難経路は出入り口だけでなく、裏口などの非常口もあります。慌てず落ち着いて避難しましょう。
地下街にいた場合
地下街は頑丈に作られており一般的に地上よりは比較的安全とされていますが、地盤の弱い場所では地下でも安全ではありません。
地震が発生したらまずは落下物から身を守り、頭をカバンなどで覆って揺れが収まるのを待ちましょう。地下街は60メートルおきに非常口があるので、ひとつの非常口に殺到はせずに慌てず安全に避難をしましょう。
地下は気密性が高く、火災が発生すると天井に煙がたまり照明を覆って暗くなってしまうこともあります。煙を吸わないようにハンカチなどを鼻と口に当て覆い、なるべく身をかがめて壁伝いに進んで避難しましょう。
また、火災が起こると防火シャッターや防火扉が閉鎖されることがあります。これらが思わぬ壁となって混乱してしまうかもしれませんが、防火シャッターは横に扉がついており出入りできますので慌てずに避難しましょう。
地震発生時、住宅地にいたら
住宅地は意外に色々と落下しやすいもの、転倒しやすいものがあり注意が必要です。
屋根の瓦やエアコンの室外機などが落ちてきたりすることがあります。ブロック塀などの塀も強い揺れで崩れる危険性もあり、揺れを感じたら頭上に注意し塀や家から離れましょう。また、道路を走っている車にも要注意です。いきなり道路に飛び出したりしないように気を付けましょう。
揺れが強いと電柱や自動販売機なども倒れてくることがあります。揺れに気をとられてしまいますが、よく周囲に注意を配っておくことが大切です。また、電柱が倒れて傾くと電線が垂れ下がっていたり切れていたりすることがあります。感電することがあるので、近づいたり触れないように気を付けましょう。
山や川の近くにいた場合
ハイキングに来ていたり、川の近くにいた場合は何に気を付ければよいのか確認しましょう。
山にいた場合
ハイキングや登山で山に来ているときに地震にあう可能性もあります。
もし山で地震にあったら、まず落石に注意しましょう。
落石から身を守るためには頭を守りすぐさま避難しましょう。岩陰など身を隠せる場所に避難し、避難できそうな場所がない場合はリュックなどで頭を覆って守ります。避難するときに大切なことは山に背を向けないことです。山に背を向けてしまうと石が落ちて来るのが見えないため、判断が遅れ命取りとなります。谷側に背を向けて落石に注意し、頭を腕などで覆いながら速やかに下山、避難しましょう。
また、落石だけでなくがけ崩れにも注意が必要です。地震によって地盤がゆるんで崩れやすくなっている可能性があるので、傾斜地やがけなどには近づかないように注意しましょう。
川の近くにいた場合
川の近くにいた場合、津波が発生すると川を逆流してくることがあります。逆流してきた水は川からあふれてくることもあります。上流方向に逃げても逆流してくる波からは逃げることができないので、川の流れに対して直角方向に逃げましょう。
☞津波に関する知識や津波から逃れる方法はこちらの記事をご覧ください。
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さいごに
地震にあったら、その時々のシチュエーションで気を付けることが変わってきます。
どんな時でも最善が尽くせるように対策を知っておくことはとても重要なことです。
そして、早めの避難を心掛けましょう!
ぎりぎりまで自分は大丈夫だ、周りの人も避難していないし、と思っていると逃げ遅れにつながります。
避難の方法を知り、避難するための判断をし、早めの避難行動をする。
それが万が一があったときに命を繋ぐと思います。
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