【薬剤師が解説!】H28年度 登録販売者試験 解説付き解答 問46~50【愛知・三重・静岡・石川・富山・岐阜共通】

こんにちは!しろくまです^^

登録販売者試験の解説を作ってみました。

随時、更新していきます。

 

主な医薬品とその作用

 

問46 皮膚に用いる薬に関する記述のうち、正しいものはどれか。

1 塗り薬は、容器から直接指に取り、患部に塗布したあと、また指に取ることを繰り返すことが望ましい。 

2 貼付剤は、同じ部位に連続して貼付しても、かぶれ等を生じることはない。 

3 スプレー剤は、患部から十分離して噴霧し、連続して噴霧する時間は3秒以内とすることが望ましい。 

4 外皮用薬を使用する際には、表皮の角質層が柔らかくなることで有効成分が浸透しやすくなることから、入浴前に用いるのが効果的とされる。

 

解答

3

 

~解説~

1 誤 衛生的ではない。
2 誤 同じところに貼り続けると、かぶれの原因になる。はがす時に皮膚がはがれる為。
3 正 連続使用により凍傷になる。
4 誤 入浴前でなく入浴後の方が皮膚が柔らかくなる。

 

問47 歯痛・歯槽膿漏薬に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。 

a 歯周組織の炎症を和らげることを目的として、グリチルリチン酸二カリウムが配合されている外用薬がある。 

b 銅クロロフィリンナトリウムは、炎症を起こした歯周組織の修復を促す作用のほか、歯肉炎に伴う口臭を抑える効果も期待して配合されている場合がある。 

c 内服で用いる歯槽膿漏薬は、同じ又は同種の成分が配合されたかぜ薬、胃腸薬等が併用された場合、作用が弱くなるおそれがある。 

d フェノールは、齲蝕を生じた部分における細菌の繁殖を抑えることを目的として用いられるが、粘膜刺激を生じることがあるため、歯以外の口腔粘膜や唇に付着しないように注意が必要である。

    a b c d 
1 誤 正 正 誤 
2 正 誤 正 正 
3 誤 正 誤 正 
4 正 誤 正 誤 
5 正 正 誤 正

 

解答

5

 

~解説~

a 正 甘草成分=グリチルリチン=強力な抗炎症作用で覚えよう。
b 正 設問の通り。OTC製品はサクロフィールに含有。
c 誤 重複投与は作用が強くなるか、副作用症状を起こします。ただこの設問では何の成分なのか不明の為、何とも言えない感じはあります。
d 正 フェノールは消毒薬。歯科領域では虫歯の細菌増殖防止に用いられます。

 

問48 口内炎及び口内炎用薬に関する記述のうち、誤っているものはどれか。

1 疱疹ウイルスの口腔内感染や医薬品の副作用により口内炎を生じることはない。 

2 シコンは、組織修復促進、抗菌などの作用を期待して用いられる。 

3 茵蔯蒿湯は、体力中等度以上で口渇があり、尿量少なく、便秘するものの蕁麻疹 、口内炎、湿疹 ・皮膚炎、皮膚のかゆみに適すとされるが、体の虚弱な人(体力の衰えている人、体の弱い人)、胃腸が弱く下痢しやすい人では、激しい腹痛を伴う下痢等の副作用が現れやすい等、不向きとされる。 

4 口内炎用薬は、口腔内を清浄にしてから使用することが重要であり、口腔咽喉薬、含嗽薬などを使用する場合には、十分な間隔を置くべきである。

 

解答

1

 

~解説~
1 誤 疱疹ウイルスの口腔内感染=口唇ヘルペス 口の中から喉まで腫れる事がある。 医薬品の副作用では抗がん剤による口内炎は有名である。
2 正 シコン(紫根)組織修復促進、抗菌作用のある生薬。OTCでは紫雲膏に含まれる。
3 正 設問の通り。
4 正 設問の通り。

 

問49 ニコチンを含む禁煙補助剤に関する記述のうち、誤っているものはどれか。

 

1 禁煙補助剤の使用中又は使用直後の喫煙は、血中のニコチン濃度が急激に高まるおそれがあり、避ける必要がある。 

2 妊婦又は妊娠していると思われる女性、母乳を与える女性では、胎児又は乳児に影響が生じるおそれがあるため、使用を避ける必要がある。 

3 禁煙補助剤を使用するニコチン置換療法は、ニコチンの摂取方法を喫煙以外に換えて離脱症状の軽減を図りながら徐々に摂取量を減らし、最終的にニコチン摂取をゼロにする方法である。 

4 コーヒーや炭酸飲料など口腔内を酸性にする食品を摂取した後は、口腔内が酸性になるため、ニコチンの吸収が促進される。

 

解答

4

 

~解説~

1 正 急性ニコチン中毒では吐気などが表れる。
2 正 設問の通り。
3 正 設問の通り。
4 誤 口腔内が酸性になるとニコチンの吸収が低下する。その為、ニコチンガムを使っている人が炭酸ジュースを飲んだ後にニコチンガムを使ってもニコチンの吸収が悪いため、タバコを吸いたい気持ちが抑えられなくなる。

 

問50 ビタミン成分に関する記述のうち、ビタミンCの記述にあたるものはどれか。 

1 タンパク質の代謝に関与し、皮膚や粘膜の健康維持、神経機能の維持に重要な栄養素である。 

2 腸管でのカルシウム吸収及び尿細管でのカルシウム再吸収を促して、骨の形成を助ける栄養素である。 

3 夜間視力を維持したり、皮膚や粘膜の機能を正常に保つために重要な栄養素である。 

4 体内の脂質を酸化から守る作用(抗酸化作用)を示し、皮膚や粘膜の機能を正常に保つために重要な栄養素である。

 

解答

4

 

~解説~
 
1 ビタミンB6の説明文。
2 ビタミンDの説明文。 カルシウムとったらビタミンDと覚える。
3 ビタミンAの説明文。 夜間の目といったらビタミンAと覚える。
4 ビタミンCの説明文。

抗酸化ビタミン・・・A、C、E (エース と覚える)

脂溶性ビタミン・・・D、A、K、E (だけ と覚える)