【薬剤師が解説!】血糖値って結局なんなの?血糖値の定義とインスリン、糖尿病との関係とは

2017年1月21日

血糖値ってよく聞くけど、実際なんなのかわからない!という方のために『血糖値』とはなんなのかまとめてみました。

インスリンの働きと高血糖についてはこちらの記事をご参考ください^^

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血糖値とは

血糖値の定義

血糖値とは、血液中のブドウ糖(=グルコース)がどれくらい含まれているかを表す値です。

血糖値がどれくらいだったかで、低血糖状態なのか高血糖状態なのかなどをみていきます。

血糖値は低すぎても問題で、血糖値があまりにも低くなると死の危険性もあります。

ちなみに、血糖値は食事などの影響を受けて変動していきます。

<ブドウ糖の役割>

炭水化物を摂ると、それが消化・吸収されてブドウ糖となり血液を介して体中を巡ります。

そして生命活動を維持するためのエネルギー源になったり、余分になったブドウ糖は体に蓄えられていきます。

 

血糖値の単位

血糖値の単位は『mg/dL』(読み方:ミリグラム パー デシリットル)が多く用いられます。

この単位を使うことで、1dLの血液中に何mgのブドウ糖が含まれているのかが分かります。

例えば血糖値が100mg/dLだったら、1dLの血液中に100mgのブドウ糖が含まれているということになります。

ちなみに1dL=100mLです。

 

 

血糖値は変動する

「ブドウ糖の定義」でも少し触れましたが、血糖値は1日の中で変動しています。

 

血糖値があがる要因として大きいのは食事です。

食事以外にも、ストレスやアルコール、タバコ、風邪や発熱、薬、寝不足などでも血糖値は上がったりします。

 

炭水化物(体で消化されてブドウ糖になる)や糖分を摂るとブドウ糖へと変わり、血液中のブドウ糖量が増えるので血糖値が上がります。

血糖値が上がってきたら、今度はインスリンの働きによって血糖値が下がります

 

この図のような感じで食事によって血糖値は上がり、インスリンの働きによって下がっていきます。

この血糖値の「山(ピーク)」がうまく下がらないと食後高血糖となります。

ちなみに図の中の「インスリン」は薬ではなく体の中でつくられているインスリンを示しています。

 

 

糖尿病と血糖値

血糖値といえば糖尿病と関連していることはみなさんご存知かと思います。

糖尿病はインスリンの分泌障害やインスリンの作用低下によって高血糖状態が引き起こされる病気です。

そのため、糖尿病であるかどうかの診断基準としてこの「血糖値」が用いられています。

 

・空腹時の血糖値≧126mg/dL

・ブドウ糖負荷試験(OGTT)2時間値≧200mg/dL

・随時血糖値≧200mg/dL

 

右側の数値以上だと「糖尿病型」であると判断され、糖尿病と診断する判断材料になります。

血糖値は糖尿病の診断にも使われますが、糖尿病と診断された後も重要な指標になってきます。

 

 

さいごに・・・

普段食事をしたり甘いものを食べたりしても、それがその後体の中でどうなったのかなんて気にする方はあまりいらっしゃらないかもしれません。

甘いものを食べて「これは別腹だ!」と言いながら太るかもな~とちょこっと気にしたりするかもしれませんが(それは私。)、今回の記事を見て『血糖値』について興味をもって食事のあり方や糖尿病について気にしていただけると嬉しいです。

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