【薬剤師が解説!】赤ちゃん(乳児)に薬を飲ませる時のポイントと注意点まとめ!!

こんにちは!しろくまです^^

今回は赤ちゃん(乳児)に薬を飲ませる時のポイントと注意点についてまとめてみました!

 

赤ちゃん(乳児)に薬を飲ませる時のポイント!

赤ちゃん(乳児:生後1年未満)に処方される飲み薬は、液体(シロップ剤やドライシロップ)と粉(細粒や顆粒など)があります。それぞれ飲ませる時のポイントがあるので見ていきましょう^^

 

液体(シロップ剤やドライシロップ)の飲ませ方

シロップ剤とは「白糖そのほかの糖類もしくは甘味料を含む医薬品を比較的濃稠な溶液又は懸濁液などとした液状の内服剤」と定義されています。簡単に言うと甘い液体の薬です。

 

ドライシロップ「用時、溶解または懸濁して用いる製剤」と定義されています。基本的には顆粒などの状態で、そのまま飲むこともできますが薬を飲むときに水に溶かしても飲むことができます。

水に溶かす場合は1回分を溶かしてすべて1回で飲まないといけないので、溶かす水も少なめにしてすべて飲み切れる量にしましょう^^また、溶かしてから時間が経ってしまうと徐々に薬の効果が弱くなったりするので、飲む直前に溶かします。

 

液体の薬を飲む場合、薬をスポイトに取って頬の内側にそって少しずつ垂らす方法があります。

少しずつ垂らしていって自然とごっくんしたらまた垂らして、を繰り返すといいかと思います。

また、哺乳瓶の上の吸う部分に液剤をいれて飲ませたりする方法もあります。これはそのまま吸ってもらう方法ですね^^薬の味が嫌いではなく、普通にのめるようならこちらの方法も良いかもしれません。

 

粉薬(細粒や顆粒など)の飲ませ方

細粒や顆粒、ドライシロップを液剤にしない場合の飲ませ方で有名なのが薬団子(くすりだんご)を作って飲ませる方法です。

数滴の水や湯冷ましで粉薬を練って団子状(→これが薬団子)にして、頬の内側や上あごに塗りつけます。その後に水や湯冷ましを飲ませて薬を流し込みます。

 

薬を飲ませた後のポイント!

赤ちゃんは言葉をまだしっかり理解できていないかもしれませんが、薬をじょうずに飲めたら褒めてあげましょう^^

言葉はまだちゃんと分からなくても、お母さんの笑顔や感情を肌で察して分かってくれています^^

褒めてあげたり、優しい雰囲気で飲ませることで薬をのむことが嫌なこと、怖いことと感じにくくなり、抵抗なく飲んでくれるケースが多いです。

 

また、薬を飲ませた後に母乳を飲ませて苦いのをすぐ取り払って美味しい記憶にすり替えるという手もあるようです。大人でもまずいものを食べた後は口直しが欲しいですよね。まさにそれです(笑)

 

 

赤ちゃん(乳児)に薬を飲ませる時の注意点

赤ちゃんに薬をのませる際の注意点は3つあります。

 

薬をミルクに溶かさないこと!!

薬をミルクに溶かしてあげてしまうと、ミルクの味が変わってしまうことによってミルクそのものを嫌がって飲まなくなることがあります。

ミルクの成分(カルシウム)と薬が影響しあって薬の効き目が落ちたりする場合もあります。ミルクと作用する抗生剤は基本的にミルクの2,3時間前に服用するのがよいですが、赤ちゃんの場合はなかなかそうも言ってられなかったりするので、先生と相談して指示通り服用していただけると良いと思います^^

 

※カルシウムとの抗生剤の相互作用についてはこちらの記事で詳しく紹介していますので、ご参照ください。[blogcard url="https://kumasan-kenkou.com/antibiotic-interaction"][/blogcard]

 

また、ミルクに溶かしてしまうとミルクをすべて飲まないと必要な薬の量を飲めていないことになり、薬の効果がきちんと出なくなってしまうので注意しましょう^^

 

 

泣いてるときに無理やり飲ませない!

泣いているときに薬を飲ませると、気管支に入ってしまってむせてしまうことがあります。ひどいと呼吸困難になるので、泣き止んで落ち着いてから薬を飲ませましょう!

 

 

満腹だと飲まない時がある!

授乳後などお腹がいっぱいだと飲んでくれない時があります。

指示が「食後」服用になっていても、食後でなくても空腹時に飲んでも問題ない薬は多くありますので医師や薬剤師にあらかじめ聞いておくと安心ですね^^

(基本的に食後の方が飲み忘れが少ないなどの理由で食後となっているケースが多いです)

 

 

 まとめ

今回まとめたポイントと注意点だけがすべてではないので、うまくいく方法で飲ませてあげてください^^