2016年オススメのスーパーフードTOP10!1位~5位までご紹介!!
日本スーパーフード協会から、2016年おすすめのスーパーフードTOP10が発表されています。
TOP10の1位から5位までを順にご紹介します!
ニューフェイススーパーフードとは、アメリカで今ブームとなっているスーパーフードの中から、日本スーパーフード協会が日本でも推奨したい新しいスーパーフードのことです。これをランキング形式で、トップ10として発表いたします。
出典:スーパーフード協会
第1位 アマランサス
南米原産のヒユ科の雑穀で、紀元前5000年ほど前からアンデス南部の山岳地帯で栽培されていたそうです。
栄養価が高く、「スーパーグレイン(驚異の穀物)」とも呼ばれている擬似穀物です。
擬似穀物とは、イネ科穀物の種子と似ていることから、穀物として利用されている双葉子植物の種子をまとめて擬似穀物といいます。例えばソバやキヌアなどもこの擬似穀物に含まれます。(参考:http://wpedia.goo.ne.jp/wiki/%E7%A9%80%E7%89%A9)
アマランサスは、世界保健機構(WHO)で「未来の食物」と称されており、NASAでも宇宙飛行士の食料として取り入れられたりされているほど、いま注目のスーパーフードなのです。
実は日本でも昔から食べられていたんです。
日本では江戸時代くらいから東北で「赤粟(あかあわ)」として栽培されており、秋田県や岩手県産の完全無農薬のアマランサスを購入することができます。国内産が買えるという安心感からも人気が高まっています。青森県の恐山で修行する修行僧たちがアマランサスを食べながら修行していたことから「仙人穀」と呼ばれたという説もありますよ。
出典:http://www.slow-beauty.net/post-701/
アマランサスは、カルシウム、マグネシウム、鉄、食物繊維等が豊富で、調理がしやすい小粒雑穀なので人気が高まっています。カルシウム、マグネシウム、鉄はキヌアよりも100g中の含有量が多いんです。
鉄分は100gあたり9.4mg含有とほうれん草の約10倍も多く含まれています。
また、グルテンフリー食材としても注目されています。
第2位 テフ
テフはエチオピア原産のイネ科の穀物で、鉄分・カルシウムを多く含んでいます。
製粉して生地に使うことが多かったのですが、最近はそのまま粒の状態で調理して食べることも増えてきています。
グルテンフリー・低カロリー食材として注目されています。
しかし、テフが有名になることでテフを主食とするエチオピア国民が食べれなくなってしまう事態を危惧したエチオピア政府が輸出制限をしているため、日本ではほとんど手に入らないでしょう。
第3位 ワイルドライス
ワイルドライスは、北アメリカ原産のイネ科マコモ属の草の実で、マコモダケの種子です。最近ではたまにスーパーなどでもマコモダケを見かけることがありますが、日本でも自生しています。歯触りがよく、見かけた際はぜひお試しを^^おいしいですよ♪
そのマコモダケの種子であるワイルドライスは、たんぱく質、食物繊維、ビタミンE、葉酸、ビタミンB2などが豊富です。
コクがありナッツのような風味があります。
茹でて、スープやサラダなどに加えて食べることが多いようです。
第4位 アマニ
アマニは、欧州の地中海地方の自生植物で、アマ科の植物の種子です。フラックスシードとも言います。
亜麻仁油として有名になったアマニですね!
欧米においては、過去20~30年の間にアマニの栄養価値が学術的に立証され続け、米国のガン協会ならびに食品衛生局も、その効用を認めるようになりそれに伴って食用としての消費も増大しています。
出典:日本アマニ協会
アマニは、α-リノレン酸(オメガ3脂肪酸のひとつ) 食物繊維、リグナン、たんぱく質が豊富です。
日本では生の種子が輸入禁止なので、ロースト(加熱)したものが流通しています。
第5位 ブラック・クミンシード
ブラック・クミンシードは、エジプト原産のキンポウゲ科の植物で、ニゲラサチバの種子です。
抗酸化作用、抗炎症作用、抗ヒスタミン作用などの作用が報告されており、「死を除くすべての疾患の治療薬」ともいわれているそうです。
ニゲラサチバの種子油に含有される「チモキノン」という成分に対して、糖尿病やアルツハイマー型認知症、癌などに対して効果を示したという論文も報告されています。
今後、医療の分野でも期待される成分を含んだスーパーフードですね。
以上が、2016年オススメのスーパーフードTOP10の第1位~5位でした。
6位~10位まで、またご紹介したいと思います。
こちらもぜひ併せてご覧ください→「スーパーフードとは? 2016年オススメ食品もご紹介!」