【薬剤師が解説!】正しい『手の洗い方』知っていますか?しっかり洗ってインフルエンザを予防しよう!
そろそろインフルエンザの季節が近づいてきましたね。
手洗いはインフルエンザだけでなく、他の感染症予防、拡大予防にもなるのでしっかり行っていきましょう。
目次
手の正しい洗い方
手洗いの方法で、分かりやすいもの↓があったので載せておきます。
出典:厚生労働省HP(http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou01/dl/poster25b.pdf)
小学生の時などはこのようなポスターが手洗い場に貼ってあったり、病院のお手洗いなどにも貼ってあったりしますよね。みなさんもどこかで見たことがあるかもしれません。
動画もあったので載せておきます。
手洗いのポイント
ポイントを押さえてしっかり手を洗っていきましょう!
爪の間、指先、親指、指の間をよく洗う
爪の間、指先、親指、指の間は洗い残しが多い部分です。手のひらのしわの部分もしっかり洗えていないことが多いので、爪と指先を洗う時に意識して一緒に洗いましょう。
しっかり泡立てる
洗剤を使用して洗う時にしっかり泡立てないと洗い残しができてしまいます。初めに手を水で濡らしてしっかり泡立ててから手を洗いましょう。
30秒を目安に洗う
手の洗う手順1~6(上記手洗いの画像参考)は30秒を目安に行いましょう。少し長く感じるかもしれませんが、一つ一つの手順を意識して行うと丁度良いくらいです。実際に時間を計って手順通りに意識して洗ってみたのですが、30秒だと少し足りないくらいでした。
しっかりすすぐ&しっかり拭く
充分に手をすすぐことで、細菌もしっかり落ちてくれます。
すすぎ残しのないように手を洗ったら、ペーパータオルや清潔なタオルで手を拭き、完全に乾かしましょう。
手が濡れたままだと、どこかにその手で触れたときに細菌が拡がりやすくなってしまいます。
蛇口は洗った手で触らない
洗った手で蛇口を触ってしまうと、また汚れや細菌が付着してしまいます。
ペーパータオルで素手が付かないように蛇口を閉めたり、肘などで水を止めるようにしましょう。
まとめ
しっかり泡立て、30秒かけてしっかり洗う、すすぎ残しのないように洗い流す、蛇口は洗った手で直接触れて閉めない、手は完全に乾かす。
手洗いの方法はこれでバッチリですね!
インフルエンザだけでなく風邪なども流行ってくる季節になりますので、手洗いをしっかり行って感染予防と感染拡大を阻止しましょう。