【薬剤師が解説!】低血糖時の血糖値と症状&低血糖時の対応まとめ!

2017年1月24日

血糖値が下がり続けると低血糖をひきおこします。

今回は血糖値がどれくらいになったら低血糖が起こるのか、どんな症状がでるのかについてまとめてみました。

血糖値について&インスリン・糖尿病との関係についてはこちらの記事をご覧ください。 [blogcard url="http://kumasan-kenkou.com/kettouti"][/blogcard]

 

 低血糖を起こす数値

低血糖は70mg/dLくらいから症状がでてきます。

しかし、低血糖は自覚症状が出にくい方もいるので注意が必要です!

 

低血糖の症状と血糖値について、簡単に図にまとめてみました。

低血糖はゆっくり下がる場合もありますが急激に下がったりと低血糖を起こすスピードが異なる場合もあり、血糖値と症状が必ず一致しない場合もあります。

 

図の右側に「交感神経刺激症状」と「中枢神経症状」とありますが、低血糖をおこすとアドレナリンが分泌されて「交感神経刺激症状」である頻脈や動悸などが現れてきます。

さらに血糖値が下がると脳への糖の供給が不足することで、「中枢神経症状」である異常行動や昏睡などが出現しやすくなります。

 

 

低血糖の対処方法

では、低血糖がおきてしまったらどうすればよいのでしょうか?

答えは「ブドウ糖をとる」のです!!

 

砂糖でも良いですが砂糖は一旦分解されてブドウ糖になるので、砂糖を摂る場合はブドウ糖よりも吸収が遅くなり回復が遅れる場合があります。

また、低血糖時に砂糖をとるならブドウ糖の倍量程度とるとよいです。

食べたり飲んだりできる状態の場合

まだ意識があって食べたり飲んだりできるようなら、10g程度のブドウ糖を摂取しましょう!

砂糖ならば20g程度摂取しましょう!

 

ブドウ糖がなければ、ブドウ糖を含む清涼飲料水を飲みましょう。

例えば、ファンタグレープやファンタオレンジ、コカ・コーラ、カルピスウォーターなどがあります。これらの商品は1缶にブドウ糖が10~20g程度入っているので、大体半分~1缶のむと良いです。

 

食べたり飲んだりできない状態の場合

血糖値が下がりすぎると意識がなくなったり昏睡状態になる場合があります。

何もしないで放っておけば脳に障害が残ったり、命にかかわります。

 

家族や友人など周りにいる方が応急処置をしましょう。

低血糖を起こしている方の唇と歯肉の間にブドウ糖(なければ砂糖)を塗りつけるか、グルカゴン1mgを携帯していれば注射します。

症状が改善しなければ主治医に連絡し、医療機関へ運びましょう。

医療機関では50%ブドウ糖注射液を静注したりして対応します。

 

 

さいごに・・・

低血糖がおきたと感じたら、そのまま次の食事を待ったりせずにすぐに対応しましょう。急激に血糖値が下がる場合もあります。

症状を軽く見ずに適切に対応することが大切です^^

[blogcard url="http://kumasan-kenkou.com/kettouti"][/blogcard]