【薬剤師が解説!】水虫になってしまったら・・・日常生活で気を付ける4つのポイントまとめ!!
水虫になったときに、日常生活で気を付けた方がよいポイント4つを押さえて、治癒にむけて対策していきましょう!再感染や感染拡大を防ぐ意味でも大切になってくるのでぜひご確認を^^
抗真菌薬を使用している方は、こちら『水虫になってしまったら・・・薬の塗り方のコツ』も併せてご覧ください。
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足は清潔に保つ!
毎日足を洗って清潔に保ちましょう!
水虫の原因である白癬菌がついたからといってすぐに感染するわけではありません。
健康な足なら、白癬菌が付着してから角質層に菌が侵入するまでは24時間ほどかかります。
しかし、皮膚が傷ついていたりすると感染しやすいので注意しましょう。
毎日の入浴でしっかり丁寧に指の間も洗い、タオルで水気をとるときも指の間の水分をしっかりとって乾燥させるとよいです。ごしごし洗うと角質が傷ついて、白癬菌に感染しやすくなるので気を付けましょう!
こまめに掃除をする!
素足で歩く場所は白癬菌がついてしまうので、床や畳、脱衣所などはこまめに掃除し、お風呂場の床などは乾燥させておくことが大切です。
白癬菌をあちこちにまき散らさないように、家でも靴下をはいたり自分専用のスリッパなどを使うとよいです。靴下は通気性の良い5本指タイプのものがオススメです。
靴の履き方を工夫する!
白癬菌は高温多湿を好むので、靴の中で足が蒸れてしまうと白癬菌が活発になり増殖してしまいます。ブーツや革靴、スポーツシューズなど、長時間履き続けると高温多湿になりやすく菌が増殖しやすいので要注意です。
靴を脱ぐ時間を作ったり、可能であればなるべく職場などでもサンダルなど通気性のよい履物に履き替えると良いです。
また、毎日同じ靴を履き続けると蒸れやすいので、3足ほど用意してローテーションで靴を履き替えるようにしましょう。通気性のよい5本タイプの靴下や、綿や木綿などの通気性のよい靴下を履くと良いでしょう。
ちなみに健康サンダルは角質を肥厚させたり角質に傷がつきやすいので、予防の観点からもあまりオススメできません。
靴下などを洗濯するときは60度以上で!
白癬菌は約60度以上で死滅するといわれているので、靴下やバスマットなどはお湯で洗うと良いです。
天気の良い日は天日干しして、紫外線をあてましょう^^
まとめ
基本的な事項が多いですが、意外と面倒でやっていないという方も多いかもしれません。水虫になるとなかなか治らないという方が多いですが、薬の塗り方が中途半端であったり、悪化や再感染予防の対策をしていなかったりするケースも多いです。
今回まとめたように日常生活で注意できる部分もあるので、薬物治療の+αと考えて実行していただければと思います^^
↓↓↓水虫関連記事です。ぜひご覧ください。
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