予算委員会って一体なんなの? ~予算決定までの流れとなぜ予算以外の話をするのか~

退職してから予算委員会をテレビで見ることがあるのですが、最近は荒れまくっていますね。

予算委員会って一体なにを議論する場なんだろうと思います。

というか本当に何を決めているのか実際よく分からない!ということで予算委員会ってなんなんだと気になったので、調べてみることにしました。

 

ということで、今回はそもそも予算委員会は何をする場なのか、なぜ予算以外のことを議論している(むしろただ野次っているだけ?)のかまとめてみました!!

 

そもそも予算委員会とは一体なんなんだ

そもそも予算委員会って何なのかというと、

内閣から提出された予算案について審議する国会の常任委員会。

引用:weblio辞書より(http://www.weblio.jp/content/%E4%BA%88%E7%AE%97%E5%A7%94%E5%93%A1%E4%BC%9A)

とあります。

まぁそのままですね。予算委員会は次の年度の1年間の国の予算を決める委員会です。

 

予算を決めていく流れ

予算を決める流れとしては、まず初めに財務省に各省庁からどれくらいの金額が必要なのかなどをそれぞれの省庁から「概算要求・要望額」が8月末実までに集められます。その後、財務省と各省庁とが調節を行って予算案を決めます。

ちなみに、財務省のHPで各省庁がどんな内容でいくら位欲しいのかなどが載っています。例えば、今決議している平成29年度のものはこの「平成29年度一般会計概算要求・要望額」です。もっと細かく見たい方は「概算要求の概要等」などからも見れます。

 

話を戻します。

通常国会は1月中に始まり、予算委員会では予算案をもとに翌年度の4月1日から3月31日までの1年間の予算を決めるべく審議していきます。

 

予算委員会で審議する予算は4月から対象になるので、基本的には3月中に予算が決定されるようですがねじれ国会であったりすると4月になっても決まらないこともあります。

平成25年の予算はねじれ国会であったのでなかなか成立せず、予算が成立したのは結局5月に入ってからでした。この時のように予算が3月以内に決まらない場合は、暫定予算がひとまず組まれます。暫定予算とは必要最小限の予算とされることが多いようです。ちなみに平成25年のときは3月29日に暫定予算案が成立しています。

 

という感じで1年(年度)の予算が決まっています。

自分で調べていて、へーそうなんだって感じでした。笑

学生の時になんとなく勉強したなってことは覚えているけど、ひとつひとつの言葉の意味だったり流れが謎すぎましたが、まとめていてなんとなく分かりました。笑

 

 

なんで予算のこと以外を予算委員会で話すの?

上記の予算委員会とは何なのかをみれば、予算委員会で予算案が適切であるかどうか審議していくのが予算委員会の役割なんだと思います。しかし実際のところ、野党が質疑する内容は予算と全く関係ないことが多いじゃん!!て感じですよね。笑

なんでなのかな~と調べてみると色々とあったのですが、個人的にこれなのでは?と思うポイントをまとめてみました。

予算案はほぼ決定事項?!

基本的には予算案としてあがった時点でほぼほぼ決定事項というところにポイントがあるようです。

予算案と全く違う案になるとズレが生じてしまい、予算案すべてがパーになりかねないのです。ねじれ国会でない限りは与党が多く強いので、余程のことがない限りは予算案のまま通っていくようです。あまりにもおかしいとかあれば審議されるでしょうが、賢い官僚さんたちがあれやこれやと決めているので、そうそう変なことはないのだろうと思います。

 

何にお金を割くか=何に重きをおくのか

歳出に関していえば、予算というのは1年間どんな分野にいくらお金を掛けるのか決めるということですよね。

ということは、予算案というのはが重要になってくるのか、どういう政治をしていくのかに繋がっていきます。

そういう意味では、どんな政治していきたいと思ってるの?という質問も予算に対する質問に含まれるようです。なので、一見関係ないような質問でも許容されているようです。

 

テレビ中継される!

予算委員会はテレビ中継されるので世間一般の方に見てもらえるというのも大きいようです。

つまりは目立てば、その政党なり個人なりが活躍している場面を国民に見てもらえる→政党なり個人なりの株があがるかも!→よっしゃ気合い入れてくでぃ!!となる模様。笑

そんな面も一部(大分?)あるようです。笑

知ってもらうことは大切ですが、野次るだけ、批判するだけ、対案がないなどあまりにも目に余るようでは、野党としての役割を果たしていないのではないかと思います。与党議員を引きずり下ろそうとするだけなら議員を辞めていただきたいと思いますね。

 

 

まとめ

予算委員会についてまとめてみましたが、いまの状況もなぜ起きているのかなんとなく分かった気がします。

しかし現状のような質疑より、議員自体がどういう活動をしていてどう国に貢献しているのか分かるような話をしていただきたいです。実際、与党議員や野党議員でも真面目に国や国民のことを考えているであろう内容を質疑しながら話している方もいらっしゃいます。

幼い質疑はやめにして、質の高い議論ができるような質疑をしていってほしいものです・・・。

これから国がどう動いていくのか国民が分かるような予算委員会になることを願っています。